白髪をカバーしながら美髪を維持するには”明るさ”の設定がとても重要です。


現在、明るめの白髪染めや、ハイライトで白髪をぼかす技術もあります。


一般的には、

・明るい方が目立ちにくい

・明るい方が若く見える

このようなイメージもあります。


しかし、実は明るい色にすればするほど

・毛先の白髪が目立ちやすくなる

・色が抜けるのが早く、品のない色になってしまう

・パサつきが目立ちやすくなる

・髪に負担がかかりやすくなる

このような特徴もあります。


色抜けの早さ

カラー剤の仕組みとして、明るくなるにつれて染料が薄くなる特徴があります。

明るめのカラーをチョイスすると、白髪に入る色が薄くなり、毛先の白髪が目立ちやすくなります。


また、全体の色が黄色がかったオレンジになるのが早くなります。

明るくなった毛先は、また色を入れて染め直す必要が出てきます。


毛先を染める回数が増える=一時的に暗くなる機会も増えます。

初めからある程度落ち着いた色をチョイスする事で、白髪部分の色持ちが良くなります。

髪への負担

明るいカラーにするほど、脱色するパワーが強く、髪に負担がかかり、繰り返し白髪を染めていく事を考えると、その分ダメージが蓄積しやすくなります。


髪のパサつきの最も大きな原因は、ヘアカラーのダメージの蓄積です。

「明るめの方が若く見える」というイメージがありますが、実は髪の状態(ツヤ/パサつき)の方が印象を左右します。


キレイな髪で印象の良い雰囲気を保つには、髪に負担の少ない落ち着いたカラーで白髪を染めることがポイントです。


髪の状態優先で考え、落ち着いた色を選ぶ事で若々しい印象を保つことができますよ。

投稿者プロフィール

元住吉アコット

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