ツヤ髪になる為にはパサついて見える2つの原因の解決が必要です。
一つは髪の傷み(=脂質の減少)、もう一つはくせ毛によるものです。
多くの場合、この2つの原因が混ざっていますが、毛先のパサつきを改善したい場合と全体的にツヤが欲しい場合の対処が異なります。
対処法は、
1、髪の形を変える施術(薬剤使用)
2、髪を傷ませない施術
上記の2つです。

髪の形を変える方法
一つは、”薬剤”を使って髪の形を変える方法で、縮毛矯正や酸熱トリートメントなどがあります。
仕上がりはツヤが出ますが、必ず薬剤の負担がかる為、その前後のメンテナンスがとても重要です。
※髪を傷ませずにくせ毛を落ち着かせる事は、薬剤が関わる以上不可能です
髪を傷ませない方法
もう一つは「薬剤」による負担を極力減らし、傷ませない施術を繰り返す事で自然なツヤを出す方法です。
特にヘアカラーの薬剤による負担がパサつきの原因になります。
縮毛矯正が必要な場合も、ヘアカラーの度に負担を軽減していると仕上がりがキレイになります。
髪質を改善したい場合の手順
上記の様に、髪にツヤを出す為には複数の対策が必要です。
現在「髪質改善」というメニューを扱う美容室が多くありますが、毛根(皮膚)の形状で決まる髪質を変える事は不可能な為、いずれも頭皮から出ている部分(毛髪)の対処になります。
特にヘアカラーの施術が必要な世代にとっては、まず、ヘアカラーの際に髪を傷ませない施術を繰り返す”美髪サイクル”に入れる事が最も重要です。
その後、くせ毛の対処が必要な場合は薬剤の施術を行いますが、この時も根元部分と毛先部分のアプローチを変えるなど、細やかな対応が必要です。
また、肩付近の髪は3年程前に根元から生えてきた髪が伸び続け、その間の薬剤負担が積み重なっている事も考慮する必要があり、ロングの場合は4~5年分の履歴がそのまま残ります。
方法を間違えると、髪をキレイにしたい思いとは裏腹に、逆に髪のパサつきが進行するケースも多く見られます。
髪が身体の一部である以上、一度の施術だけでツヤ髪を手に入れる事はできませんが、髪質に合った正しいケアを続けると必ずキレイになっていきます。
印象を大きく左右するツヤ髪を手に入れるには、正しい知識とプロセスが必要になります。
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